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2006-12-10

『ヒトラー最期の(中略)終極BOX』

遅ればせながら感想です。
中盤に一旦エンドクレジットと「前半のあらすじ」が入ったので驚きましたが、解説によればこのロングバージョンはドイツで二回に分けてTV放送されたものをそのままDVD化したものだそうです(その点でこちらの監督のオタク度は、最初からDVD用特別編を作っている某監督には、比べたってしょうがないですが及ばないと思われます)。

劇場版のほうが貸し倒れていて見比べられないのですが、私の記憶とブックレットの追加映像解説(とても細かい)によれば、クレッチマンの出番は増えていません。
唯一、「エヴァとトラウドゥルが失踪したフェーゲラインを心配するシーン」というのがあることはありますが、解説がなければ追加シーンだと分からないかもしれないくらいささやかです。
…母さん、あのフェーゲラインの尋問シーン、どこへ行ってしまったんでしょうね。メイキング映像でやけに目立っていて一部の女子の期待を煽った、あの尋問シーンですよ。
あ、ちなみにメイキングその他の特典にも、彼の出番は増えてません。

しかし、作品的には劇場版より良いです。
追加シーンで一番目立つのはペーター少年関係のエピソードなので、「地下要塞=総統周辺」と「市街地=一般市民」の2系統がはっきりして、映画の構図が解りやすくなりました。これと比べると、劇場版ではどうしても総統がメインなので、市民側の描写にはやや唐突というか、取って付けたような感じがあったように思います。
まあ単純に、「地下要塞の不愉快な仲間たち」パートが相対的に減っている(絶対量は増えてますが)ので、総統の怒鳴り声や、幹部連中のシケたツラや、死んだ魚のような目を見開いて笑うエヴァ・ブラウンに辟易していた向きにも、観やすいのではないかと(劇場ならともかく、お茶の間のTV画面で観るとちょっとウンザリしませんか皆さん)。

しかし、一番観応えがあったのは、元総統秘書ユンゲ氏のドキュメンタリーです。
何回かに分けて行われたインタビューを、最小限の解説だけで再現映像等も入れずに編集したものなのですが、その語り口の強さ切実さになんだかもう圧倒されてしまいます。
これこそ、七千円もする限定版ではなく普及版のほうに入れておいてほしかったな。

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プロフィール

蛹原タオ

Author:蛹原タオ
sanagihara☆yahoo.co.jp
属性:書痴画狂・犬派・虫キチ・不定形生物好き
趣味:映画・演劇・古書漁・動植物観察
好き役者:A.ブロディ、T.クレッチマン、B.D.ハワード、J.イェンチ他
好き作家:稲垣足穂、種村季弘、たむらしげる、手塚治虫
座右の銘:三十六計逃げるにしかず
*06年3月15日以前のログはこちら

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