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2007-02-18

『風林火山』4~6話。おもに6話。

忙しくてちゃんと観ていなかった大河ドラマを、まとめて鑑賞。
おかげでテーマ曲が耳について離れず、妙に勇壮な気分になっています。

それにしても武田の若夫婦が可愛いよう(どこが勇壮)。
信玄の正室の三条さまといえば公家気質が抜けない扱いにくい女というイメージでしたが、なんと性質の良さそうな娘さんではないですか。
お床入り前に、なにやら初心表明演説のように喋りまくる若造信玄(まだ晴信ですが)も初々しくて可愛い。若の朗々とした話しぶりと姫のほややんとした口調が、またいい対比です。しかし三条さまがこういうキャラだと、本来のヒロイン由布姫の立場はちょっと微妙なのではないだろうか。
姫が(というかこの時期の公家が)置かれていた境遇の描き方も上手いなあ。荒れ果てた京の街路を、縋り付いてくる物乞いを蹴り倒しながら進む嫁入りの輿とか、その光景を揺れる輿の中から御簾ごしに見ている映像とか。短い場面なんだけどインパクトがありました。
この場面に限らず、今回の大河はほんとに綺麗事がなくて、武士も公家も庶民も生きるためにシビアに行動しているのが、逆に好感が持てます。なんだかんだ言って板垣さんに仕えている伝兵衛とか、先に射られた味方(きっとまだ生きてる)をあっさり盾に使っちゃう勘助とか。
そのぶん、勘助の兄の最期みたいな場面はしっかり泣かしてくれますね。少年時代の回想シーンとか、その頃の名で「源助」と呼びかけて言い直すとことか、お約束だけど泣けた~

しかし、三話続けて観たせいで余計にそう思うのかもしれませんが、話の頭からこんなに辛い目にあい続けている大河主人公は、今までにいたでしょうか。身内は次々亡くなるわ、復讐は果たせないわ、どこ行っても疎外されるわ。
還俗してますますキレイになった義元様に、勘助が顔や脚のことを嘲られるシーンなどは可哀想すぎて逆に快感でしたが(人としてそれはどうか)、そのあと勘助を国から出すなと言われた伯父上が「わしは何じゃ、そちの目付か」と洩らす場面のほうが痛かった(すぐに「いや、それはいいのじゃ」とか、自分に言い聞かせるみたいに繰り返してるのがまた…;;)。

そんな中で、ある意味オアシスだった青木大膳。
あの意味ありげな登場シーンに比して、その後の能天気な騙されっぷりがたまりません。これからも勘助(と視聴者)を笑わせてやってくれ。


と思ったら、次回はようやく真田幸隆登場だ。ようやく勘助に「心を許せる友」が!

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プロフィール

蛹原タオ

Author:蛹原タオ
sanagihara☆yahoo.co.jp
属性:書痴画狂・犬派・虫キチ・不定形生物好き
趣味:映画・演劇・古書漁・動植物観察
好き役者:A.ブロディ、T.クレッチマン、B.D.ハワード、J.イェンチ他
好き作家:稲垣足穂、種村季弘、たむらしげる、手塚治虫
座右の銘:三十六計逃げるにしかず
*06年3月15日以前のログはこちら

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