--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006-05-31

新作情報“The Filthy War”

すっごい直球なタイトルですが、クレッチマンの新作に、旧ユーゴの超ド級戦争犯罪人「アルカン」ことジェリコ・ラズニャトビッチと、それに対抗した国際義勇兵部隊(と訳していいのかな…原文はplatoon of international volunteersとなってます)の話“The Filthy War”が加わりました。
IMDbだと、「以下アルファベット順」の扱いですが、こっちで見るとほぼ主役、国際部隊のリーダーEduardo Flores役のようですね。

それにしても、アルカン役のVinnie Jonesが元プロサッカー選手だというのが、なんだか感慨深い。
私が「アルカン」なる人物を知ったのは、サッカーを切り口に旧ユーゴの崩壊と内戦、民族対立を描いたおそろしくタフなルポであるこちらの本で、それによれば彼はセルビアの代表的クラブのサポーターのリーダーから民兵の指揮官になり、国際手配されながら国会議員になって、ボスニアで掠奪した(と噂される)財産を投じてユーゴ初のFC個人オーナーにおさまった人物、と書かれているのです。偶然なのか皮肉なのか。
スポンサーサイト
2006-05-31

休暇疲れ

GWの代休を使って温泉に行ってきたのですが、帰りの高速で前方を圧縮水素、後方を塩化イソブチレンの運搬車に挟まれてしまいました。
ウチの車が追突事故でも起こしたらどんな化学反応が起こるのかと思うと、温泉で緩んだ神経と筋肉に一気に緊張が。
おかげで並の平日より疲れが溜まってしまったようです。保つかな次の週末まで;
2006-05-28

『ジャケット』あるいはD.V.C.の応用問題あるいは

「12月25日に生まれたユダヤ系の青年と、彼の死後に出会ってしまったために文字通り運命が変わる女性の物語」とこう書くと、某今年最大の話題作と公開日が同じだったことは、決して偶然でもクジ運でもなかったように思えます。
 さあ、連日のダ・ヴィンチ・キャンペーンにあてられて、自分でも何やら謎解きが出来るような気がしてきた君! ひとつ応用問題だと思って『ジャケット』の謎に挑んでみないか!? その際、くれぐれもパンフレットの購入はお忘れなく!!

 と、配給会社様の意向(たぶん)に従って煽ってみましたが、もちろん『ジャケット』は額面どおりに受け取っても充分に面白い映画です。
 公開前は難解難解と匂わされていたので、ドグラマグラ的に入り組んだ世界を想像していましたが、別段なんの難しいこともない。
 あらゆる要素が終盤でカシャカシャカシャッと組み上がっていく緻密な構成に、生と死、正気と狂気、喪失と回復、自己と他者といった深遠なテーマを織り込んだストーリーは、古き良き正統派SFを思わせます。

以下若干のネタバレ有

続きを読む

theme : 映画感想
genre : 映画

2006-05-26

OSGAR賞

クレッチマン氏が「OSGAR」賞という、なにやら栄誉あるドイツの賞を受賞されたそうです。
名前だけ見ると「なんとかアカデミー賞」かヘタしたらイグノーベルみたいなのを思い浮かべてしまいますが、「統一ドイツの平和と発展に寄与」した人の賞だそうです。なんて選考の難しそうな賞だろう。

プレゼンターの女性にキスしているトーマスさんですが、某共演者に「こういうときは唇にしていいんだよー」とか教わらなかったのかな(そんな作法はありません)。
2006-05-26

髑髏島の大自然

『キング・コング』プレミアムエディション購入してきました。
そしてディスクのケースを開けるより先に、封入特典の「スカル・アイランドの自然史」を熟読。
すごいなあ…これだけ色々載っているのに、抱っこしてナデナデしたくなるような動物がいやしねえ。
媚びないオタク魂はさすがコングの生みの親たちという気がします。
あ、でもベナートサウルスのボディランゲージはかわいい。
お、ディノカニサウルスの子供も愛くるしい。
…いかん、感化されてきたぞ。
巻末の、関係者一同の19世紀冒険家風集合写真まで含めて実に良く出来ています。バカですねえ(賛辞)。
2006-05-23

前教皇ファンが見た“Have No Fear”

前教皇ことカロル・ヴォイティワ氏の、少年時代には孤独に耐え、青年期にはナチズムと闘い、聖職に就いては共産主義と闘い、不安と闘って教皇に就任し、ややこしい国際情勢と闘いつつも、圧政下で頑張っている南米の神父さんを救えなかったことを後悔し、後悔さめやらぬうちに自分も暗殺されかかり、祖国ポーランドや東欧諸国の解放のために闘い、民主化したらしたで人心の乱れと闘い、キリスト教会内部の腐敗と闘い、自らの老いと闘い…という、書き出しただけでもしんどい84年の生涯を、ものの90分にまとめた走馬燈のような作品。
嘆きの壁に向かってキリスト教の歴史に対する責任を告白する、という晩年の場面から、一人称で生涯を回想する手堅い構成で展開し、ところどころ非常にエモーショナルな演出はあるものの全体的には淡々とした描写が続きます。
淡々としすぎて、作品としての面白さはどうかと思いますが、表舞台から見た超人的な教皇よりも悩み苦しむ人間ヴォイティワとしての側面が強調されているので、キリスト教徒でなくても人物評伝として見やすいでしょう。

だがしかし。
実は私は昔から、前教皇が大好きなのです。
だから正直、見るのが辛かった…;;
いやクレッチマンの演技が悪いのではありません。むしろ上手すぎて
冒頭のあたりはまだ「わー、歩き方そっくりー」とか言ってられましたが、終盤に行くに従って衰弱ぶりが痛ましく、広場の人々に窓から語りかけようとしたら声が出ない、という場面なんか本当に見てられません。うえ~ん、ぱぱ~(>_<)

それでもやっぱり、クレッチマンはハマリ役でした。予想通り。
若き日の颯爽たる神父さんも格好いいし、堂々たる教皇姿も素晴らしい。
「僧侶は長身で美形で声も良くなくては」と清少納言さんも言っていますが、まったくその通りだと思います(ちっちゃいガンツ先生も可愛くていいけど)。
だからなおさら、「おおらかでチャーミングな人柄」の教皇の、超人的な大活躍も見せてほしかったな~とも思うのです。



↑先生そっくり
2006-05-15

新作情報“NEXT”

リー・タマホリ監督、N.ケイジ主演のSF映画“NEXT”にトーマス出演が決まったようです。

原作はフィリップ・K・ディックの短編「ゴールデン・マン」
だそうですが、プロットを読んだ感じでは話はだいぶ違いそう。
トーマスは「Mr. Smith」という役です。…まったくキャラが読めない名前だ。

それはそうと、共演にピーター・フォークがいますよ! ピーター・フォーク! スクリーンでピーターフォーク!(うるさい)
07年公開予定です。楽しみだ~
2006-05-15

マイ・ファーザー再上映中

ただいま三軒茶屋にて、『マイ・ファーザー』が再上映中です。

Kaedeさま、いつも情報ありがとうございます!

5/13~5/19の一週間なのでもうあんまり日がないですが、スクリーンで観たい方、ちょっと恐いパッケージのDVDに五千円を払う前にどんな映画か確かめたい方、ぜひ劇場に足をお運びください。
二本立てでお得よ(同時上映は韓国ノスタルジーの『僕が9歳だったころ』)。

関係ありませんが、二本立て上映で片方だけ年齢制限がある場合ってどうするんでしょう。翌週の『NOEL』と『青い棘』の二本立てがまさにそうなんですが(後者がR15)、一本目の上映後に摘発されるの?
映画館関係者の方、もしくは実地で確認したことのある若い方、ご存知でしたら教えてくださ~い。
2006-05-12

メイキング・オブ・博士と嫁

連休明けの忙しさですっかり報告が遅くなってしまいましたが、皆さん、“Frankenstein(邦題デュカリオン)”US版DVDは買いですよ。
約30分の特典映像では、とにかくクレッチマンがというかヴィクター&エリカ・ヘリオス夫妻が、異様なまでに贔屓されています。

キャラクターとキャストに関する話題はほとんどこの二人に集中。
原題ではいわばタイトルロールなので当たり前っちゃあ当たり前ですが、どうも製作側は、この二人のパートをいかに描くかで作品の成否が決まると確信していたようです(結果的に打ち切り同然の終わり方をした以上、その方針は間違っていたのではないかという疑いは、このさい追求しない)。

メイキングも、ヘリオス邸と研究室周辺が半分近くを占めるので、必然的に彼らの撮影風景が多く、嫁を手に掛けるシーンの打ち合わせをするトーマスとか、神父を手に掛けるシーンの打ち合わせをするトーマスとか、背中の特殊メイクをしてもらっているトーマス(下は派手パン)とか、そのまま屋外をうろついている不審者トーマスとかが続々と見られます。

あと、TVムービーにしてはやけに映像や美術が凝っているなーと思っていたら、案の定、その辺にも相当なこだわりがあったようで。
ヘリオス邸の調度は本当にお金がかかっていそうだし、ハーカーの××の××は、かなり精密な×××の形に作られていました(ネタバレにつき伏せ字)。
それでスポンサーが降りて打ち切…いや追求すまい。

あと気になって仕方がないのが、嫁(役のイワナ・ミルセヴィッチ)のインタビュー時の衣装が、どう見ても着物だったことです(本編のラストで着ていたのもキモノ風のガウンでしたが、それとは違うものでした。ちなみに柄は某極東島国皇家の家紋に似ている)。
カットシーンで着ていたのでしょうか。コスプレでしょうか。たしかに博士、嫌いじゃなさそうです。
ただし左前。奥様、それは死人の着方です。
…いやしかし、死人には違いないんだから、それが正しい着方といえなくもないわけですね。
博「…それ(左前)は、私の研究に対する当て付けか?」
嫁「ご、ごめんなさいヴィクター(怯)」
とかいうカットシーンがあったら泣くなあ(ないない)。
2006-05-05

ブロディ君のシラノ

ブロディ君が“The Guided Man”もしくは“Speechless”という映画に主演することが決まったそうです。

「シラノ・ド・ベルジュラック」を現代版にしたロマコメ…という内容はさておき、相手役がリンゼイ・ローハン嬢だということに現地のファンから激しい拒否反応が出ているのは、いかなる事情なんでしょうか。
なんだなんだ。そんなに嫌がられるようなコなのかリンゼイちゃんは。『ハービー』『ミーンガールズ』くらいしか知らないけど、けっこう可愛くて根性ありそうな娘さんだけどなあ。
しかし、順当に考えれば彼女はロクサーヌの役なんだろうか。それは確かにちょっとイメージ違うような気が…。
ブロディのシラノは似合いそうですが(鼻が、というわけではありませんよ)。

でも個人的に「シラノ」の話って、クリスチャンがかわいそう過ぎてあんまり好きになれないんだよね…;
今まで観た中で唯一好きなのはJ・ドパルデュー主演の90年の映画ですが、あれはヴァンサン・ペレーズ演じるクリスチャンが、土壇場で本物のヒーローになって詩人二人の心を持ってっちゃったところがしっかり描けていたのが良かったのです。「シラノ」はクリスチャンで決まるんだ。関係ないけどペレーズさんはこの頃からおデコさんだ。

というわけで、ブロディ・シラノのクリスチャンは誰になるのか気になる今日この頃です。まあ翻案ものだから、全然違う話になっちゃうかもしれませんが。


追記(5月7日 0:54)
このへんの関連記事をよく見ると、「内気で口べたな主人公(ブロディ)が幼なじみの結婚式のスピーチを頼まれ、ある人(リンちゃん)を雇ってアテレコしてもらう(意訳)」ことから話が始まるようで、どうもブロディ君がクリスチャンでリンゼイちゃんがシラノの役回りのような。
あと、「シラノ」のほかに50年代のクラシックSF(L.スプレイグ・ド・キャンプの短編らしい)もベースになっているという記事もありました。ど、どこらへんにSF…?
どうも情報が断片的でよくわかりません;;
プロフィール

蛹原タオ

Author:蛹原タオ
sanagihara☆yahoo.co.jp
属性:書痴画狂・犬派・虫キチ・不定形生物好き
趣味:映画・演劇・古書漁・動植物観察
好き役者:A.ブロディ、T.クレッチマン、B.D.ハワード、J.イェンチ他
好き作家:稲垣足穂、種村季弘、たむらしげる、手塚治虫
座右の銘:三十六計逃げるにしかず
*06年3月15日以前のログはこちら

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。